書こうかどうしようか悩みましたが、自分の愚かさを留め置く為にも書くことにしました。
後、今、何かしてないと喪失感ばかり大きくなって、いてもたってもいられなくなるのを誤魔化す為にも・・・・
今日、ジョゼ様が虹の橋に旅立って行きました・・・・・
原因はおネコ様には良く見られる腎臓系の病気だったのですが、病院に連れて行った時には既に末期で、手の施しようが無い状態でした。
状態からして以前から症状が出ていた筈なのですが、言い訳にしかなりませんけど、自分、ここ暫く色々と忙しく、身体的にも精神的に疲れていたので仕事から帰ってもすぐに寝るばかりで、ジョゼ様の不調に気付いてあげられませんでした。
振り返ってみれば、確かにここ一ヶ月くらいで色々と着目すべき変化が有ったんです。
何時もなら仕事から帰ると玄関口まで迎えに飛んで来て足に纏わりついてご飯をおねだりするのに、いつも昼寝する際に使っている「台」に横になって眠そうに迎える時がよくあった。
ご飯を差し上げて少し食べて残してしまう事があった。
粗相をされる事が多くなった・・・・
夜に運動会をされなくなった・・・・
特に横になっている際に話しかけても「けだるそう」に無視する割合が増えてました。
今思うと全部病気から来るサインだった筈なんです・・・・・
でも、自分は自身の忙しさや悩みにかまけて、それらを全部スルーしてしまってたんです。
「元気ないなぁ。夏バテかなぁ。今度特別食でもごちそうしようかな?」くらいにしか思ってませんでした。
自分があきらかにおかしいと気付いたのは、お盆休みに入って、実家にお連れした翌々日の事です。
実家に行く事自体は1月に何度か有るので、ジョゼ様もそれなりに慣れてらっしゃるし、実際お連れした夜は何時もの如く実家ならではの広々した環境を楽しまれていました。
しかし、何を食べても吐いてしまう症状が休み二日目に表れました。ドライもウェットも・・・・
更には、気が付くと前日から小も大も一切排泄をしてないのです。
その時点で既にかなりの小食になっていたので大変心配しました。
病院に連れて行こうかとも思ったのですが、運悪く地元に帰っていたので、掛かり付けの獣医さんの所にすぐには連れて行けない上、お盆休みも重なって、地元で開いている病院が見つけられませんでした。
どうすれば良いか考えあぐねていた所、その夜からほぼ寝たきりになってしまいました。
心配で心配で一睡も出来ない夜を過ごしながらも、インターネットで福岡の自宅近辺でお盆でも開いている所を見つけ、朝一番でお連れしました。
この状態で福岡まで戻るのは相当の負担になると思いましたが、実家近辺の病院はHPなどで診療日・時間を知る事すら適わなかったので、確実な方を選ぶことにしたのです。
それで、獣医さんに診てもらって、血液検査をした所、上述したように手遅れである事がその時点で判明したのです。
生存する可能性はほぼゼロ。今生きているのが不思議なくらい。
持っても後二日くらいがヤマです。と言われました。
出来る事は点滴くらい。
その点滴には静脈点滴と皮下点滴の2種類あって、静脈点滴の場合、血管を通して数時間掛けてゆっくり点滴します。皮下点滴は5分くらい掛けて毛皮の下に点滴を流し込んでおいて、そこから数時間掛けて浸透させるものです。
「静脈点滴の方が効果は高いのですが、病院預かりとなってしまいますから、今の状態ならもしかしたら病院で亡くなる場合もありえます」
「直ぐには結論は出ないでしょうから、席を外してますのでどちらかを選んでください」
と言われました。
獣医さんが席を外した後、ぐったりしているジョゼ様の頭を撫でて顔を覗き込みながら、一人涙を流してしまいました。
・・・・結局、自分が選択したのは皮下点滴です。
間違った選択なのかも知れませんが、ジョゼ様と過ごす時間を少しでも長く、そして自宅で安心して最後を過ごしてもらいたかったのです。
家に帰って、ジョゼ様が亡くなるまで、3日ありました。
ほぼ寝たきりで、時々場所を変えるのに立ち上って移動するのですが、足に力が入らずヨタヨタされるので、自分は心配で心配で移動を始めるとつきっきりになりました。
久しぶりに医者に連れて行って注射なんかしたもんだから、最後なかなか自分を許して貰えず、家に帰ってからも近づくとフーフー言われっぱなしでした・・・・
・・・・最後は、不覚にもいい歳した男が声出しながら泣いてしまいました。
自分とジョゼ様が一緒に過ごしたのはたったの3年半でしたが、今までの思い出が次々と蘇って涙が止まりませんでした。
過去にもおネコ様を亡くした経験は何度か有るのですが、多頭飼いをしていたので、一匹亡くなっても周りには何匹かいたので、悲しみが薄らいでいたんだと思います。
後、当時は半外飼いでしたから、必ずしも家で亡くななる場合ばかりで無く、家出したのか行き先不明になる時も多かったですし・・・・
勿論、事実の重みは今までのおネコ様もジョゼ様も変る所はありません。
しかし、ジョゼ様とは初めての室内飼いの上に1対1で深く関わっていたので、亡くした時の喪失感もデカイのだと思います。
今、部屋の中を見回してみると、至る所にジョゼ様が過ごしやすいように工夫した家具やその配置が目に映ります。また、そこかしこに遊びやすいように改造した遊具が溢れています。
正直これを書いていても涙が止まりません。
自分はジョゼ様の下僕失格ですね・・・・
何故もっと早く気付けなかったんだろう、何故もっとしっかり接してあげてなかったんだろう、もっと遊んであげれば・・・・
・・・・・・悔やんでも悔やみきれません。
でも、ジョゼ様が生きていた証、一緒に暮らした事実は残しておきたい。
そう思ってこれを書く事にしたのです。
そして自分の愚かさも・・・・
最後に・・・・・ペットを飼われている方なら「虹の橋」と言う話を聞かれた事が有ると思います。
「この世を去ったペットたちは、天国の手前の緑の草原に行く。食べ物も水も用意された暖かい場所で、老いや病気から回復した元気な体で仲間と楽しく遊び回る。
しかしたった一つ気がかりなのが、残してきた大好きな飼い主のことである。
一匹のペットの目に、草原に向かってくる人影が映る。懐かしいその姿を認めるなり、そのペットは仲間から離れて全力で駆けていき、その人に飛びついて顔中にキスをする。
死んでしまった飼い主=あなたは、こうしてペットと再会し、一緒に虹の橋を渡っていく。 」
と言うものです。
自分は天国には行けないかもしれませんが、せめて虹の橋のたもとでジョゼ様にお会いする事だけはしたいです。
そして謝りたい。
駄目な下僕でごめんなさい。ジョゼ様。
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